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障害者施設の種類は?選び方や特徴を教えます
2026/02/13

「障害のある家族に、将来どんな生活の場を用意してあげられるだろうか?」
「施設の種類が多すぎて、どれが自分たちに合っているのか分からない……」
このような不安を抱えているご家族は少なくありません。障害福祉サービスは名称が似ているものが多く、制度も複雑です。しかし、大切なご家族が毎日を笑顔で過ごすためには、それぞれの施設の特徴を知り、最適な場所を選ぶことが何より重要です。
本記事では、障害者施設の種類や違い、2024年の報酬改定による最新の影響、そして失敗しない選び方のポイントまで、専門的な情報をわかりやすく解説します。
複雑な制度をすっきりと理解し、ご本人にとってもご家族にとっても「最高の選択」をするためのガイドとしてお役立てください。
目次
障害者施設の種類は大きく分けて3つ

障害福祉サービスは非常に種類が多いですが、目的別に整理すると大きく3つのカテゴリーに分けられます。「どこで寝起きするか」「昼間何をするか」「年齢はいくつか」という視点で整理すると、全体像が見えてきます。
住まいの場(居住系サービス)
夜間や休日を含め、生活の拠点となる場所です。
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共同生活援助(グループホーム): 地域のアパートや戸建てで、少人数で共同生活を送ります。
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施設入所支援: 大規模な施設で、24時間の介護や支援を受けながら生活します。
日中の居場所(日中活動系サービス)
自宅やグループホームから通い、昼間の時間を過ごす場所です。
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生活介護: 食事や入浴の介護を受けたり、創作活動を行ったりします。
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就労継続支援(A型・B型): 仕事や作業を通じて、働く喜びや工賃(賃金)を得ます。
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自立訓練: 生活能力や身体機能のリハビリを行います。
子どものための支援(障害児通所支援)
18歳未満の障害児が対象です。
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児童発達支援: 未就学児への療育を行います。
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放課後等デイサービス: 小学生から高校生が、放課後や休日に通います。
【住まい】グループホームと入所施設の違い

「親亡き後」を見据えたとき、住まいの確保は最大の課題です。現在は、大規模な施設から、地域の中にあるグループホームへの移行が進められています。
グループホーム(共同生活援助)の4つのタイプ
グループホームは、障害の程度やライフスタイルに合わせて4つのタイプに進化しています。
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介護サービス包括型: スタッフが食事や入浴などの介護を直接行います。最も一般的なタイプで、手厚い支援が特徴です。
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外部サービス利用型: 介護が必要な時は、外部のヘルパーを利用します。自立度が高い方に適しています。
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日中サービス支援型: 24時間スタッフが常駐します。重度の方や高齢の方でも安心して暮らせるよう、体制が強化されています。
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サテライト型: 本体住居の近くで、一人暮らしに近い生活を送ります。自立に向けた「練習の場」として機能します。
施設入所支援の現状と「地域移行」
これまでの「入所施設」です。重度の障害がある方にとって重要なセーフティネットですが、国の方針として「地域移行」が強く推奨されています。
2024年度報酬改定では、入所者の地域移行に向けた意向確認や支援体制が重視されるようになりました。。今後は、施設に入り続けるのではなく、地域へ戻るための通過点としての役割が強まっていきます。
あなたに合うのはどっち?比較表
| 特徴 | グループホーム | 施設入所支援 |
| 雰囲気 | 家庭的、少人数 | 集団生活、大規模 |
| 対象者 | 軽度〜重度(タイプによる) | 原則、区分4以上の重度 |
| 地域との関わり | あり(買い物や散歩など) | 施設内で完結しがち |
| 将来の方針 | 国が増設を推進 | 定員削減・地域移行へ |
【日中活動】働く場所と過ごす場所

昼間に何をして過ごすかは、ご本人の生きがいや生活リズムに直結します。
就労継続支援A型とB型の違い・工賃
「働きたい」という気持ちを支えるサービスには、A型とB型があります。
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就労継続支援A型(雇用型): 事業所と雇用契約を結びます。勤務時間によって異なりますが、月数万円〜9万円前後が平均です。
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令和5年度平均賃金:約91,451円
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就労継続支援B型(非雇用型): 雇用契約は結ばず、体調に合わせて自分のペースで働けます。給料ではなく「工賃」が支払われます。
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令和5年度平均工賃:約24,141円
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生活介護と自立訓練
就労が難しい場合でも、充実した時間を過ごすためのサービスがあります。
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生活介護: 常に介護が必要な方が対象です。入浴・排泄の介助だけでなく、リハビリや創作活動を通じて、心身の活性化を図ります。
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自立訓練: 身体機能のリハビリを行う「機能訓練」と、家事や金銭管理などを学ぶ「生活訓練」があります。期間を決めて集中的にトレーニングを行います。
失敗しない施設選び!見学時のチェックポイント

良い施設に出会うためには、事前の情報収集と見学が欠かせません。
申請から利用までの流れ
利用には市区町村が発行する「受給者証」が必要です。
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相談: 市役所の障害福祉課や相談支援事業所へ。
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見学・申請: 気になる施設を見学し、利用申請を行います。
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調査・審査: 認定調査や審査会を経て「障害支援区分」が決まります。
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計画作成: 「サービス等利用計画案」を作成します。
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支給決定・契約: 受給者証が届いたら、施設と契約して利用開始です。
見学時の「ここだけは見て」リスト
パンフレットだけでは分からない「リアル」を確認しましょう。
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においと清潔感: 玄関に入った瞬間のにおいは気になりませんか?掃除が行き届いているかは運営の質を表します。
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利用者様の表情: 穏やかに過ごされていますか?スタッフとの距離感は適切でしょうか。
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食事の内容: 手作りでしょうか、お弁当でしょうか。温かい食事が提供されているかは満足度に直結します。
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夜間の体制: 夜勤スタッフは起きていますか?(宿直か夜勤かの確認)。緊急時の対応マニュアルはあるか確認しましょう。
知っておきたい「65歳の壁」と費用

将来の安心のために、費用と高齢期の制度についても知っておく必要があります。
介護保険への移行とは
障害のある方が65歳になると、原則として「障害福祉サービス」から「介護保険サービス」へ移行するルールがあります(介護保険優先の原則)。
これにより、今まで無料で使えていたサービスに「1割負担」が発生したり、慣れ親しんだ事業所を使えなくなったりする問題が起きています。これが「65歳の壁」です。
ただし、要件を満たせば障害福祉サービスを継続できたり、負担増を補填する「新高額障害福祉サービス等給付費」という制度があったりします。早めに相談支援専門員と話し合うことが大切です。
費用の目安と軽減措置
障害福祉サービスの利用料は、世帯所得に応じて上限額が決まっています。
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生活保護・低所得世帯:0円
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一般世帯:9,300円 または 37,200円
これとは別に、「家賃」「食費」「光熱水費」などの実費が必要です。
グループホームの場合、家賃補助(特定障害者特別給付費:月額1万円)を活用しても、月額6万円〜10万円程度の実費負担が一般的です。障害基礎年金だけで賄えるかどうか、収支シミュレーションをしておきましょう。
※地域や事業所により差があります。
まとめ
障害者施設は、ご本人の「自立」と「安心」を支える大切な基盤です。
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住まいは地域へ: グループホームの種類が増え、重度の方も地域で暮らせる選択肢が広がっています。
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活動は多様に: A型・B型・生活介護など、ご本人のペースや目的に合わせて選べます。
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選び方は慎重に: 見学では「人」「清潔感」「食事」の3点を必ずチェックしてください。
制度は複雑ですが、正しい知識があれば、必ずご本人に合った場所が見つかります。まずは自治体の窓口や相談支援事業所に相談し、第一歩を踏み出してみましょう。
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