障害者施設B型(就労継続支援B型)とは?仕事内容や工賃など解説

2026/01/26

「働きたいけれど、一般企業やA型事業所はハードルが高い」

「体調に合わせて、自分のペースで社会と関わりたい」

障害や難病のある方、そしてそのご家族にとって、将来の働き方や居場所についての悩みは尽きません。

そのような方々の「働く第一歩」を支える場所として、「障害者施設B型(就労継続支援B型)」があります。

本記事では、就労継続支援B型の仕組み、A型との違い、具体的な作業内容、そして工賃(賃金)の実態についてわかりやすく解説します。

自分らしく働くための選択肢として、ぜひ参考にしてください。

障害者施設B型(就労継続支援B型)とは?

就労継続支援B型は、障害者総合支援法に基づく福祉サービスの一つです。

ここでは、B型の基本的な特徴と対象者について解説します。

自分のペースで働ける「非雇用型」の場所

就労継続支援B型の最大の特徴は、事業所と利用者が雇用契約を結ばないことです。

一般企業やA型事業所のように、厳しい労働時間やノルマに縛られることはありません。

体調に合わせて「週1回・1時間」から通い始めることも可能です。

無理なく仕事を続けながら、生活リズムを整えたり、作業スキルを身につけたりすることができます。

リハビリテーションの一環として、社会参加の場としても機能しています。

どんな人が対象?

主に以下のような方が対象となります。

  • 一般企業での就労経験があるが、年齢や体力の面で働き続けることが難しくなった方

  • 就労移行支援を利用したが、すぐに一般就労することが困難と判断された方

  • 50歳以上の方

  • 障害基礎年金1級を受給している方

年齢制限の上限がないため、高齢になっても長く利用できる点が安心材料の一つです。

他の就労支援サービスとの違い

障害福祉サービスには「A型」「B型」「就労移行支援」があります。

それぞれの違いを理解し、自分に合ったサービスを選びましょう。

就労継続支援A型との違い

A型とB型の決定的な違いは、雇用契約の有無賃金の仕組みです。

項目 就労継続支援A型 就労継続支援B型
契約形態 雇用契約あり 雇用契約なし
給与 最低賃金が保証される 成果報酬(工賃)
働き方 一般就労に近い規律が必要 体調優先で柔軟に対応可能
対象年齢 原則65歳未満 制限なし

A型は「最低賃金」が保証される分、決まった時間に毎日通うなどの責任が伴います。

一方、B型は自分のペースを最優先にできる環境です。

就労移行支援との違い

就労移行支援は、あくまで「一般企業への就職」を目指すための訓練校(学校)のような場所です。

原則として利用期間は「2年」と決まっており、給料や工賃は発生しないことが一般的です。

「まずは働く自信をつけたい」「長期的に安心して通いたい」という場合は、B型が適しています。

 具体的に何をする?B型の作業内容

「作業」といっても、その内容は事業所によって千差万別です。

自分の得意なことや、興味のある分野の作業を行っている事業所を探してみましょう。

定番の軽作業・ものづくり

多くの事業所で行われているのが、手先を使った作業です。

未経験でもスタッフのサポートを受けながら、安心して取り組めます。

  • 軽作業:シール貼り、箱の組み立て、部品の検品、カプセルトイの封入

  • 食品製造:パンやクッキーの製造、お弁当の盛り付け

  • 手工芸:アクセサリー作り、革細工、手織り

最新のIT・eスポーツ・農業

近年では、時代のニーズに合わせた新しい作業も増えています。

これらは工賃が高めに設定される傾向があります。

  • IT系:データ入力、Webサイト制作、動画編集

  • リサイクル:パソコンの解体、基板の分別(レアメタル回収)

  • 農業:野菜や果物の栽培、収穫、袋詰め

気になるお金の話「工賃」の仕組み

B型事業所では、働いた対価としてお金を受け取ることができます。

これを「給料」ではなく「工賃」と呼びます。

給料ではなく「工賃」

雇用契約を結ばないため、労働基準法上の最低賃金は適用されません。

事業所の売上から経費を引いた金額が、利用者の作業量や能力に応じて分配されます。

金額は決して高くはありませんが、自分の働きが形になる喜びは、金額以上の価値があります。

最新の平均工賃は上昇傾向

厚生労働省のデータによると、全国平均工賃は年々上昇しています。

令和5年度の全国平均工賃(月額)は23,053円です。

事業所によっては、付加価値の高い仕事(PC解体や高品質な食品製造など)を行い、月額5万円以上を目指せる場所もあります。

見学の際は「平均工賃はいくらですか?」と確認することをおすすめします。

利用開始までの5つのステップ

利用するには、自治体からの「支給決定」を受ける必要があります。

焦らず一つずつ進めていきましょう。

  1. 相談・見学

    市区町村の窓口や相談支援事業所に相談し、気になる事業所を見学・体験します。

  2. 受給者証の申請

    自治体の窓口で「障害福祉サービス受給者証」の申請を行います。

  3. 計画案の作成

    「サービス等利用計画案」を作成し、提出します(専門員に依頼可能です)。

  4. 支給決定・交付

    審査が通ると、受給者証が自宅に届きます。

  5. 契約・利用開始

    事業所と契約を結び、通所をスタートします。

まとめ

就労継続支援B型は、障害や病気があっても、自分らしく社会とつながることができる大切な場所です。

雇用契約に縛られず、体調に合わせて働ける柔軟さが最大の魅力です。

  • 特徴:雇用契約なし、自分のペースで通える

  • 作業:軽作業からITまで多様化している

  • 工賃:月額平均約2.3万円(上昇傾向)

  • 選び方:作業内容との相性と、食事などの環境面を重視

まずは地域の相談窓口に行き、見学や体験利用から始めてみましょう。

あなたにぴったりの居場所が、きっと見つかります。

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