デイサービスのリハビリ特化型とは?特徴から費用や選び方まで完全解説

2026/04/16

高齢化が進む現代社会において、いつまでも健康で自分らしく生活したいと願う方は少なくありません。加齢や病気によって運動機能が低下し、日々の生活に不安を感じている高齢者も多くいます。そのような方にとって、「リハビリ特化型デイサービス」は大きな選択肢のひとつとなります。

本記事では、リハビリ特化型デイサービスの特徴や、一般的なデイサービスとの違いをわかりやすく解説します。一日の流れや利用料金についても初めての方に向けてまとめましたので、施設選びの参考にぜひ最後までご覧ください。

こだわりシェフおてがるシェフ

目次

リハビリ特化型デイサービスの基本的な特徴

身体機能の維持と向上に特化した通所介護

リハビリ特化型デイサービスは、身体機能の維持と向上を目的とした通所介護施設です。加齢に伴う運動機能の低下を防ぐことを専門的に担い、施設内には高齢者向けのトレーニングマシンが複数設置されています。

機能訓練指導員が利用者の身体状況を評価し、一人ひとりに合った運動プログラムを提供します。無理のない範囲で身体を動かす習慣を継続することで、健康寿命の延伸や日常生活動作の維持につながります。

一般的なデイサービスとの明確な違い

一般的なデイサービスとリハビリ特化型デイサービスでは、提供するサービスの内容が大きく異なります。一般的なデイサービスが食事・入浴の介助を中心とした生活支援を提供するのに対し、リハビリ特化型は運動指導を主軸とします。折り紙などのレクリエーション活動は基本的に行いません。

主な違いは以下のとおりです。

  • 運動機能の向上に特化したプログラム構成
  • 食事や入浴サービスを省いたシンプルな内容
  • 短時間で集中できる環境

 

どちらが自分に合っているかは、担当のケアマネジャーと相談しながら選ぶことをおすすめします。

サービス内容と滞在時間の違い

一般型のデイサービスが7時間程度の滞在を基本とするのに対し、リハビリ特化型は3〜5時間程度の短時間運営が中心です。午前のみ・午後のみといった柔軟なスケジュールを選べる施設も多く、長時間の外出が負担になる方でも通いやすい環境が整っています。

入浴や食事提供の有無

リハビリ特化型デイサービスは、原則として入浴や食事の提供を行いません。利用時間が半日程度のため昼食時間帯をまたがないケースが多く、食事の心配が不要な場合がほとんどです。ただし施設によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。入浴介助が日常的に必要な方には、一般的なデイサービスのほうが適している場合があります。

デイケア(通所リハビリテーション)との違い

リハビリ特化型デイサービスとデイケアは、いずれも「リハビリ」を軸としたサービスですが、根拠となる法律や人員配置の基準が異なります。

デイケアは医療機関や介護老人保健施設などに併設されており、医療的な機能回復を主な目的としています。一方、リハビリ特化型デイサービスは通所介護として位置づけられ、介護予防や身体機能の維持向上を目指します。

比較項目 リハビリ特化型デイサービス デイケア(通所リハビリ)
主な目的 身体機能の維持と向上 医療的な機能回復と維持
医師の配置 配置義務なし 医師が配置されている
生活支援 基本的に提供なし 食事や入浴の提供あり
利用時間 3〜5時間程度の半日型が多い 6〜8時間の1日型が多い

医師の常駐要件と医療的ケアの有無

最も大きな違いのひとつが、医師の配置の有無です。デイケアは医師の指示書に基づいてリハビリを実施します。リハビリ特化型デイサービスには医師の配置義務がなく、医療行為を伴わない運動訓練を提供します。退院直後で継続的な医療管理が必要な方はデイケアのほうが適切です。主治医の意見を聞きながら、状態に合った施設を選びましょう。

専門職の配置状況の違い

デイケアには理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの医療系専門職が配置されており、嚥下訓練などの専門的なリハビリを受けられます。リハビリ特化型デイサービスには機能訓練指導員が配置されており、施設によっては柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師が指導を担当します。各施設の専門的な強みを、事前に確認しておくとよいでしょう。

どのような人に向いているサービスか

介護予防に取り組みたい要支援者や、軽度の要介護者に向いています。食事・排泄の介助を必要とせず、運動に集中したい方、退院後の体力を回復させたい方にも適しています。

従来のレクリエーション中心の施設が合わなかった方や、「自分の足で歩き続けたい」という明確な目標を持つ方も、このサービスで意欲を維持しながら取り組みやすいでしょう。スポーツジムへの通所に不安がある方でも、専門スタッフのサポートのもと安全に運動できます。

リハビリ特化型デイサービスの標準的な一日の流れ

午前・午後の半日型スケジュールの特徴

午前(9時〜12時ごろ)と午後(13時〜16時ごろ)の2部制で運営される施設が一般的です。自宅からの送迎サービスが標準的に提供されており、車椅子の方でも専用車両で安全に通所できます。半日ずつの利用で身体への過度な負担を避けられるため、体力に不安がある方でも通いやすい仕組みです。

到着時の健康状態確認(バイタルチェック)

施設到着後、まず体温・血圧・脈拍などを測定します。当日の体調を確認することで、無理な運動による怪我やリスクを防ぎます。血圧が高い場合は運動を見合わせて休息をとるよう指導されるなど、利用者の安全を最優先にした対応がとられています。気になる症状があればスタッフに遠慮なく伝えてください。

準備体操と個別の機能訓練プログラム

集団での準備体操のあと、個別の訓練プログラムへ移行します。椅子に座ったままできる安全な体操からスタートし、関節の可動域を広げるストレッチや歩行訓練を専門スタッフが指導します。一人ひとりの目標に合わせたメニューが用意されており、自宅でも実践できる簡単な運動を教えてもらえる施設もあります。

マシントレーニングとクールダウン

個人の筋力に合わせて負荷を調整したマシントレーニングを行い、終了後は整理体操でクールダウンします。施設によっては温熱療法やマッサージ機を使ったリラクゼーションの時間を設けているところもあります。適切なクールダウンが翌日の疲労を和らげるため、運動後の水分補給とあわせて大切にしてください。

リハビリ特化型デイサービスで導入される代表的なマシン

下半身の筋力を強化するレッグプレス

立ち上がりや歩行に必要な脚の筋力を集中的に鍛えるマシンです。座った姿勢で足裏を使ってプレートを前方に押し出す動作により、太ももの前側やお尻の筋肉にアプローチします。関節への負担が少ない設計のため、高齢者でも取り組みやすく、階段の昇り降りが楽になる効果が期待できます。スタッフが筋力に合わせて重りを調整し、反動を使わずゆっくりと動作を繰り返すよう指導します。

全身の持久力を高めるエルゴメーター

自転車を漕ぐような動作で心肺機能と持久力を高めるマシンです。関節への負担が少なく有酸素運動を継続しやすいため、疲れにくい身体づくりに効果的です。サドルの高さは体格に合わせて調整され、運動中の心拍数を確認しながら安全な範囲で実施します。息が切れない程度の軽いペースを保ちながら、血流促進と代謝の向上をねらいます。

バランス能力を養う歩行訓練機器

平行棒などを使い、正しい姿勢と歩行バランスを練習します。手すりを持ちながら鏡で自分の姿勢を確認して歩くことで、ふらつきの改善や転倒予防に効果があります。足の運び方や体重移動のコツを専門家が指導し、段差の乗り越えや不整地歩行の練習を取り入れる施設もあります。少しずつ支えを減らしながら、自立した歩行を目指します。

利用料金と介護報酬改定の影響

要介護度に基づく基本料金の目安

利用料金は要介護度と利用時間に応じて定められています。2024年介護報酬改定後の通常規模の施設における1割負担の場合の目安単位数は以下のとおりです(単位数は施設規模や地域によって異なります)。

サービス提供時間 要介護1 要介護2
3時間以上4時間未満 470単位 547単位
4時間以上5時間未満 525単位 611単位
5時間以上6時間未満 584単位 692単位

なお、要支援1・2の方が利用する場合は、2015年の介護保険制度改正により多くの自治体で市区町村の「介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)」が適用されます。料金や利用条件は市区町村によって異なるため、担当のケアマネジャーまたは地域包括支援センターに確認してください。

個別機能訓練加算などの追加費用

基本料金に加えて、機能訓練体制に応じた加算が算定されます。専門職の配置状況や個別計画の作成内容によって区分が異なります。

個別機能訓練加算(Ⅰ)イは1日56単位、(Ⅰ)ロは1日76単位が加算されます。理学療法士などの専門職が手厚く配置された施設で算定されるため、加算の取得状況は質の高いリハビリを受けられる指標のひとつとして参考にしてください。

2024年・2026年介護報酬改定のポイント

2024年の改定では、個別機能訓練加算の配置要件が緩和され、専門職の柔軟な人員配置が可能になりました。また、科学的介護情報システム(LIFE)へのデータ提出頻度の見直しが行われ、データに基づく介護の実践が一層求められるようになっています。

2026年6月には処遇改善に関する臨時介護報酬改定が予定されており、対象職種の拡大やケアプランデータ連携システムへの加入要件の追加が見込まれています。介護職員の待遇改善は、利用者へのサービスの質にも直結するため、最新の制度動向を把握しながら施設を選ぶことが大切です。

リハビリ・栄養・口腔の一体的実施加算

2024年改定では、リハビリと栄養管理・口腔管理を組み合わせた多角的なアプローチが評価されるようになりました。複数の専門職が連携することで、利用者の自立支援により効果的に取り組める体制が整いつつあります。具体的な算定単位数や要件は施設やケアマネジャーに確認のうえ、活用を検討してください。

施設利用に向けた具体的な手続きと選び方

ケアマネジャーへの事前の相談

まず担当のケアマネジャーに、リハビリに取り組みたい旨を伝えます。介護保険サービスの利用にはケアプランの作成が必要なため、現在の身体の悩みや改善したい動作を具体的に説明することが大切です。自宅周辺のリハビリ特化型施設をリストアップしてもらい、週の利用回数の目安も含めて相談しながら計画を立てましょう。家族の希望や生活スタイルも合わせて伝えると、より実態に合った提案が受けられます。

候補となる施設の見学と体験利用

契約前に必ず施設を見学し、可能なら体験利用を行いましょう。マシンの種類や他の利用者の様子、スタッフの対応、施設内の清潔さなどを実際に確認することが重要です。送迎車両の乗り降りが安全に行えるかも、見落としがちなチェックポイントです。複数の施設を比較したうえで、自分が無理なく継続して通えそうな環境を選んでください。

ケアプランの作成と利用契約の締結

利用施設が決まったら、ケアプランを作成して契約を結びます。施設から重要事項説明書を受け取り、キャンセルポリシーや緊急時の対応方法も事前に把握しておきましょう。契約書には本人または家族の署名・捺印が必要です。利用開始前に担当スタッフが自宅を訪問し、段差や動線を確認したうえで訓練計画を作成する施設も多くあります。

リハビリ効果を最大化する食事と栄養の重要性

運動と適切な栄養摂取の相乗効果

リハビリの成果を高めるには、運動と並行した栄養管理が欠かせません。筋肉の修復や体力向上には十分なタンパク質とエネルギーが必要で、低栄養の状態では運動を続けても筋肉量がなかなか増えません。リハビリ後にバランスの整った食事をとる習慣を意識し、施設と連携しながら日々の食事内容を見直していきましょう。

嚥下機能の低下に配慮した食事の工夫

飲み込む力が弱い方には、食事形態の工夫が必要です。加齢による嚥下機能の低下は誤嚥性肺炎のリスクにつながるため、食材を細かく刻んだりとろみをつけた「嚥下調整食」の活用が有効です。食事中はテレビを消して食べることに集中できる環境を整え、パサつきや酸味の強い食品は避けるよう心がけましょう。見た目の美しさや食事の楽しさも大切にすることで、意欲的に食事に取り組めます。

【導入事例】共生型サービスのケース

食材費高騰や人手不足はすべての介護施設に共通する課題です。
だからこそ、より複雑な制度の中で運営されている“共生型サービス”の成功事例には、大きなヒントがあります。

ここでは、広島県の共生型サービスの企業様が、
どのように食事提供の課題を解決したのかをご紹介します。

人手不足とコスト課題を同時に解決した“高品質冷凍食材”という選択

広島県で高齢者と障がい者の双方を受け入れる共生型サービスを展開する企業様に、施設立ち上げ時に「こだわりシェフ」を導入して頂きました。

導入の背景には、現場ならではの課題と、それを解決するための明確な理由がありました。

導入の決め手①:高齢者・障がい者の双方に対応

多くの高齢者向け配食サービスは、障がい者施設で求められる 「食事提供体制加算」 の要件を満たせないケースがあります。
そうなると加算が取れず、結果として施設のコスト負担が増えることに。

その点「こだわりシェフ」は制度に適合しており、
共生型施設でも無理なく活用できる点が大きな導入理由だったといいます。

導入の決め手②:廃棄ロスをほぼゼロに

お弁当型サービスでは、最低注文数や消費期限の短さから廃棄が出てしまうことが課題でした。

冷凍パック型なら、

  • 必要な分だけ使用
  • 余った食材は冷凍保存して後日提供

ができるため、食材ロスを根本から削減できます。

代表は、
「食材の無駄が出ないのは本当に大きい」
とその効果を実感されています。

導入の決め手③:利用者からの“味”の評価が高い

食事の満足度は、サービス継続の大きな決め手です。

他施設から移ってきた利用者様が、
「前の施設より美味しい」
と喜んでくれたという声もあったとのこと。

品質面でも、従来の「冷凍=味が落ちる」というイメージを覆す結果となっています。

導入後の効果:初期費用を抑えながらスムーズに開始

施設開設時には、炊飯器や冷凍庫をはじめとした各種機器のレンタルオプションも活用され、
初期投資を抑えつつスムーズに食事提供体制を構築できた点も評価いただきました。

まとめ

今回の事例は、
「制度への適合」×「コスト最適化」×「味・満足度」
をバランスよく実現した、現代型施設運営の成功例です。

人手不足や物価高の中でも質を落とさず運営したい、
そんな施設ほど、高品質冷凍食材という選択が有効であることを示すケースとなりました。

こだわりシェフおてがるシェフ

よくある質問

Q1. リハビリ特化型デイサービスは要支援1・2の方でも利用できますか?

要支援1・2の認定を受けた方でも利用できます。ただし、2015年の介護保険制度改正により、要支援者向けのサービスは市区町村が運営する「介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)」へ移行しています。そのため、利用料金や手続きの流れは自治体によって異なります。詳しくは担当のケアマネジャーまたは地域包括支援センターに相談してください。

Q2. 利用開始に医師の紹介状や診断書は必要ですか?

リハビリ特化型デイサービスの利用に、医師の紹介状や診断書は原則として必要ありません。介護保険サービスとして利用するためには、要介護・要支援の認定を受けたうえで、ケアマネジャーにケアプランを作成してもらう手続きが必要です。ただし、持病がある方や退院直後の方は、事前に主治医へ相談しておくとより安心して通所を始められます。

Q3. 週に何回通えばリハビリの効果が出やすいですか?

一般的には週2〜3回の通所が、効果を実感しやすいとされています。ただし、利用者の要介護度や体力、生活スタイルによって最適な頻度は異なります。まずは週1回から始めて身体の状態を見ながら回数を増やしていく方法も一般的です。担当のケアマネジャーや施設の機能訓練指導員と相談しながら、無理のないペースで継続することが最も大切です。

まとめ

リハビリ特化型デイサービスは、身体機能の維持・向上を目的とした専門的な通所介護サービスです。短時間で運動に集中できる環境が整っており、デイケアとは提供目的や人員配置が異なる点を正しく理解したうえで選ぶことが重要です。

筋力トレーニングとバランス訓練を組み合わせた継続的な取り組みが、転倒予防や自立した生活の維持につながります。最新の介護報酬制度の内容を把握しつつ、見学や体験利用を通じて自分に合った施設を見つけてください。運動と栄養管理を両輪として意識することが、リハビリ効果を高める秘訣です。

「人手不足」や「コスト」など、施設のお食事に関するお悩みはありませんか?

「調理スタッフの応募が全く来ない」
「急な欠勤が出るたびに、現場がパニックになる」
「委託費や食材費の値上げで、食事部門が赤字だ」

少子高齢化が進む今、専門職の採用難やコスト高騰は、どの施設様でも避けられない課題です。 「今のスタッフだけで、なんとか食事提供を維持しなければならない」 そんなギリギリの状況で戦っていませんか?

その課題は、「人のスキルに頼らない仕組み」を導入すれば解決します。 東証スタンダード上場企業が提供する「こだわりシェフ」は、まさにそのための切り札です。

採用不要: 「湯煎・解凍」だけなので、誰でも均一に提供可能。
コスト削減: 専門職の人件費や食材ロスをカットし、経営負担を軽減。
味も保証: プロの料理人と管理栄養士が監修した「確かな味」。

「本当に素人でも回せるの?」「コストに見合う味なの?」 その判断材料として、まずは無料サンプルで「調理の手軽さ」と「味」を体験してください。

既存会員の方以外なら、どなたでもお申し込みいただけます。

導入を強制することは一切ありません。「万が一の時の備え」として試しておくだけでも価値があります。

まずはリスクのない無料サンプルで、その「手軽さ」と「味」を体感してください。

こだわりシェフおてがるシェフ