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『群馬工場』~FSSC22000取得の冷凍食品工場~|こだわりシェフ工場紹介
2022/09/02

こだわりシェフの主要生産拠点であるシルバーライフ群馬工場を紹介します。
全国規模でのサービス提供に耐えうる生産拠点として、日夜冷凍パックの生産に取り組んでいます。
今回は、シルバーライフ群馬工場での活動内容や設置されている製造設備を中心に紹介します。
業者選定の参考に、ぜひ最後までご覧ください。
目次
シルバーライフ群馬工場基本情報
所在地 | 〒370-0603 群馬県邑楽郡邑楽町中野1678−1 |
敷地面積 | 2903.78 ㎡ |
竣工 | 2013年2月 |
主要製造品目 | 冷凍弁当、冷凍パック総菜 |
生産能力 | 最大約5万食 |
従業員数 | 120名 |
製造業の許可・登録 | 冷凍食品製造業 |
取得資格 | FSSC22000 |
こだわりシェフの製造工程
こだわりシェフの製造工程は、次のようなステップで行われています。
「原料入荷→原料計量→調理→冷却→盛り付け包装→凍結→製品保管→製品出荷」
原材料の入荷では、各仕入先から購入した入荷原料の検品、保管、開梱を行います。
原料計量では、使用する原料の計量と下処理を行います。
大量の原材料を調理していくので、後工程がスムーズに進むように念入りな処理をします。
調理の段階では、計量済原料を実際に調理していきます。
後述する各種の製造設備を利用して大量の原材料をスピーディーに調理します。
そして冷却の工程で、調理済の品を急速冷却します。
品質劣化の防止や風味を保つための重要な工程です。
その後、冷却済製品を容器に盛り付け、包装を行います。
こちらの工程で、皆様のお手元に届く冷凍パックの形状に整えられるのです。
仕上げとして、凍結の工程でフリーザーによる製品の急速凍結を行います。
この凍結の工程でこだわりシェフの冷凍パックが完成します。
そして、冷凍温度帯での保管を行い、注文が入り次第、出荷していくのです。
以上のようなステップで、こだわりシェフの冷凍パックは製造されています。
群馬工場に設置されている製造設備
群馬工場には冷凍食品製造のための各種設備を設置しています。
設備投資を積極的に行っており、現在稼働中の設備は年式の新しいものとなっています。
一つ一つ、具体的に紹介していきます。
製造設備①蒸気式回転釜
1つ目の製造設備は、蒸気式回転窯です。
蒸気で窯を高温にすることで、煮物から炒め物まで幅広く活用ができる大量調理用の設備です。
群馬工場では年式の新しい蒸気式回転窯を設置しており、風味豊かな製品を製造できる高品質な調理を実現しています。
製造設備②スチームコンベクション
次の製造設備は、スチームコンベクションです。
スチームコンベクションとはスチーム発生装置を取り付けたオーブンのことで、熱と蒸気をコントロールし様々な調理方法が実現できます。
たとえば、蒸し料理はもちろん、焼き料理や炒め物、煮物、揚げ物といった調理方法にも対応ができます。
メニューに合わせて、蒸気式回転窯と使い分けながら製造を行っています。
製造設備③フライヤー
3つ目の製造設備は、業務用のフライヤーです。
いわゆる揚げ物を作るための機械であり、素早く高温で調理をすることができます。
また、温度が下がりにくく一定の温度を保つことができるため、ムラのない安定した調理が可能となります。
蒸気式回転窯、スチームコンベクション、フライヤーを組み合わせて調理をすることで、高品質な調理を実施しています。
製造設備④真空冷却器
群馬工場では冷凍食品製造工場として、食品の冷凍用の設備を複数導入しています。
そのうちの1つが真空冷却器です。
真空冷却器は気化熱を利用した食品を冷却する機械です。
食品を短時間で中心まで均一に冷却することが可能なため、品質の劣化防止や細菌の増殖を防止するために重要な役割を持っています。
こちらの真空冷却器も新しい年式の設備を導入しており、日々フル稼働をしています。
製造設備⑤差圧冷却器
冷凍設備には、差圧冷却器というものもあります。
冷却庫の内部と差圧ブースの間に発生させた差圧を利用することで、食品を短時間で効率よく冷却できます。
差圧冷却器を活用することで、加熱料理品の風味を保ちながら冷却することが可能になります。
品質維持の観点はもちろん、こだわりシェフの美味しさにも維持する役割からも重要な設備です。
製造設備⑥スパイラルフリーザー
3種類目の冷凍設備は、スパイラルフリーザーです。
らせん型に食品を搬送して冷却する方式の機械で、業務用の冷凍設備としてはコンパクトな点が特徴です。
皆様のお手元で製品を解凍した際の品質が良くなるなどのメリットがあります。
これら複数の冷凍設備をメニューに合わせて活用しています。
製造設備⑦深絞り包装機
食品をパックするための機械もあります。
深絞り包装機は、食品を自動で包装してくれる設備です。
食品をスピーディーにパッケージに詰め込んでいくことで、製品の品質劣化を防止します。
製造設備⑧横ピロー包装機
群馬工場の包装用設備には、横ピロー包装機という設備もあります。
横ピロー包装機は、ベルトコンベアの上で商品を横に流しながら製品をピロー包装していく設備で、固形物の包装に適しています。
ピロー包装とは、一枚のフィルムを背中合わせでシールして包装する方式です。
一例をあげると、インスタントラーメンの袋のような包装が典型的なピロー包装です。
デザインに富んだ包装を実現するために、深絞り包装機と組み合わせながら活用しています。
群馬工場の品質向上の取り組み
群馬工場は、こだわりシェフを含めたシルバーライフの冷凍食品の製造拠点です。
製造の主要な役割を担う工場として、「食品安全」「品質管理」「物流品質」の主に3つの観点から日々品質向上に取り組んでいます。
食品安全のための取り組みは、お客様が召し上がった際に安全なものを作るためのあらゆる活動を指します。
冷凍食品メーカーの責任として、最優先すべき項目だと考えています。
品質管理は、食品の企画開発も含めてより良い製品を作るための活動です。
お客様によりご満足いただける冷凍食品の開発のため、こちらも重要な活動です。
最後に、お客様の手元に商品をお届けするまでの物流品質も重要だと考えています。
納期遵守はもちろん、賞味期限切れによる食品ロスを防ぐことも、品質の重要な要素だからです。
以上のような複数の観点で、群馬工場では品質向上に取り組んでいます。
品質向上に向けたFSSC22000の取得
品質向上に向けた施策の一つとして、群馬工場ではFSSC22000の認証を取得いたしました。
FSSC22000は国際的な食品安全システム認証のことであり、安全な食品を製造するための仕組み作りについて定めています。
FSSC22000での取り組みの一例として、群馬工場では加熱調理時の中心温度確認と自動記録を行っています。
製品の殺菌のために、加熱調理終了時に中心温度の計測を行っています。
さらにその記録の抜け漏れ・不正の防止の為に、計測温度が自動記録されるシステムを採用している。
この対策の意図は、「人が意図的に起こす問題」を予防することにあります。
中心温度の不正記録して合格品としてしまい不良製品を流通・健康被害をばらまくという不正行為を防ぐための措置です。
今後も、安心安全な製品をお届けするために、品質向上に取り組んでまいります。
群馬工場を中心に安心安全な食品をお届けすることを目指します
今回はこだわりシェフの主要な製造拠点である群馬工場を紹介いたしました。
皆様のお手元にこだわりシェフの商品が届くまでのプロセスをイメージしていただく参考になればと思います。
こだわりシェフは群馬工場を中心とした国内工場で徹底した品質管理のもと製造しています。
ご興味をお持ちいただけた場合は無料サンプル試食も可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。